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How to leather -④皮→革 革→革製品 になるまで-前半

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この記事は約3分で読めます。

みなさんこんにちは~❢

anroom leather ビジこれ情報部です‼

前回は、③鞣し(なめし)について勉強しましたね~!!

そうコラーゲンの難しかったやつです!!

今回は、皮→革 革→革製品 になるまで(前半)

「皮」は、たくさんの工程を経て製品として使用される「革」になります。
今回このページでは、「皮」から「革」へと変化させるための工程をご紹介いたします。

では、さっそく続きにいってみましょう~!!!

 

  1. 革ってなんだろう
  2. 革の構成
  3. 鞣し(なめし)
  4. 皮→革 革→革製品 になるまで
  5. 鞣しの種類について
  6. 原皮の種類や用途
  7. 革の仕上げについて
  8. 仕上げの種類や用途について
  9. Leather mark 証明
  10. 革製品のお手入れ

 

④皮→革 革→革製品 になるまで(前半)

 

準備工程

1.水漬け

皮に付着している血液や汚物などを取り除き、脱水された水分を補い生皮の状態に戻し、後の薬品処理をスムーズに行うために重要な工程。

 

2.裏打ち

裏打機(フレッシングマシン)を用いて、皮の肉面(裏面)に付着している肉片や脂肪を取り除く。

 

3.脱毛、石灰漬け

石灰乳に浸漬させ、アルカリにより皮を膨潤させ皮のコラーゲン繊維をほぐすとともに、毛・脂肪・表皮層を分解除去する。皮革独特の柔軟性を得るのに役立つ

 

4.分割

分割機を用いて皮を所定の厚さに銀面側(表面)と肉面側(床皮)の二層に分割する(鞣し後に分割する場合もある)。床皮は床革のほか食用、工業用、医療用コラーゲン製品として多方面に利用される。

 

5.垢出し

脱毛、石灰漬けの段階で除去しきれなかった毛根などを取り除き、銀面をきれいにする。垢出機(スカッティングマシン)または銓(せん)刀を用いて圧出除去する。

 

6.再石灰漬け

石灰乳に再浸漬し、アルカリにより皮のコラーゲン繊維のからみをほぐす。ソフト革やスエード調革には不可欠。

 

7.脱灰、酵解

脱毛・石灰漬け、再石灰漬けで皮中に残存した石灰を取り除く。酵解(ベーチング)とは、タンパク分解酵素により不要なタンパク質を分解除去し、銀面をなめらかにする。

 

 

鞣し工程

8.浸酸

なめし剤を皮中に均一に分布させるための前処理として、鞣工程に先立って皮を酸性溶液中に浸漬して、鞣剤の吸収に適する状態にする。

 

9.タンニン鞣し/クロム鞣し

タンニン鞣し

槽(ピット)にタンニンなめし剤を入れてじっくり漬け込む方法や
ドラムによりタンニンなめし剤を皮に浸透させる方法により、伸びが少なく、高い可塑性などを与える。
(※ピット鞣し ドラム鞣し コンビ鞣し等…)

 

クロムなめし

ドラムによりクロムなめし剤を皮に浸透させ、
コラーゲン繊維と結合させることで、柔軟性、耐熱性などを与える。

 

10.水絞り

革中の余分な水分を水絞り機により絞り出す。

 

11.シェービング

シェービングマシンで革の肉面を削り、一定の厚さに調整する。

 

 

ここで前半終了、ハーフタイムです。

いかがでしょうか?
準備から細かい工程がびっしりありますね~。
まさに【匠】 タンナーさんには感謝しかないですね!!!

 

今回の工程は少し長くなりますので、2部に分けてお届けいたします

それでは今日はここまで!!

今回も最後までご覧いただきありがとうございます!!

次回、④皮→革 革→革製品 になるまで(後半)でお会いしましょう~!!

 

next.④皮→革 革→革製品 になるまで(後半)

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