みなさんこんにちは~❢
anroom leather ビジこれ情報部です‼
前回は、②革の構成について学びましたね!
今回は、③鞣し(なめし)について一緒に学んでいきましょう~。
- 革ってなんだろう
- 革の構成
- 鞣し(なめし)
- 皮→革 革→革製品 になるまで
- 鞣しの種類について
- 原皮の種類や用途
- 革の仕上げについて
- 仕上げの種類や用途について
- Leather mark 証明
- 革製品のお手入れ
③.鞣し(なめし)
さっそくですが、皮と革はどちらも「かわ」と読みますが、
「皮」とは動物から動物体を覆う最外層の組織をはぎ取ったもの(英語でSkin、Hide)、
「革」とはそれから毛を除去し加工することで製品の素材に仕上げたもの(Leather)を指します。
この「皮」を「革」に不可逆的に変える工程のことを「なめし」と言います。
※よく街中で「皮靴」:「皮製品」という文字を見かけますが、
「革靴」:「革製品」が正解かと思われます。
※ なめしてあっても毛が付いているものは「毛皮」と呼ばれています。
なめしは、生皮がもつ皮の機能性を長く維持し、さらに改良するために行う化学的、機械的作業です。
具体的には、なめし剤によって皮の主成分であるコラーゲンの微細構造の間に「橋架け」を行います。
コラーゲンの構造中に形成された新しい分子間結合は、
機械的作用により引き起こされるコラーゲンの変化と乾燥時に生じるコラーゲンの収縮を減少させるとともに、
コラーゲンに耐熱性、耐薬品性、耐腐敗性、耐水性、柔軟性などの特質を付与します。
っとこんな感じです。難しかったですが理解できましたか?
微細構造とかなんとか・・・なんだか難しいですが、シンプルに良いそうびをつけてくれる感じです!!
なめしの工程として理解しておけばよいかと思います。
本日はここまで!!
最後までご覧いただきありがとうございます!!
次回、④皮→革 革→革製品になるまで(前半)でお会いしましょう~~!