イタリア伝統のバケッタ製法について
バケッタ製法とは
1000年近く前から受け継がれているイタリアの伝統的な天然皮革素材の製法です。
時間と手間がかかるため一度は途絶えてしまいましたが、良いところは残しさらに改良を重ね復活しました。
100%タンニン鞣しの特別な加脂による製法は、熟練の職人によってのみ手作業で行われています。
化学薬品を使用しない昔ながらの植物タンニン鞣しは環境に優しく、
革本来の表情を活かす手法で他に類を見ないその手法は、今でも大切に次の世代に受け継がれています。
イタリア植物タンニンなめし協会の品質保証タグ
こちらの品質保証タグは、
トスカーナ産で重金属を使用せず、植物タンニンのみにより鞣された革を保証するものです。
シリアルナンバーが記載されており、各タンナーに紐づいており厳しい規定によりタグを付与できる製品等が定められています。
タグが付いてないから偽物というわけではありませんが、バケッタレザー等と記載された類似品にはくれぐれもご注意ください。
バケッタ製法で仕上げた革のご使用時の注意点
注意点としては、革の風合いを出すために色止め加工が施されていないこと。
そのため、少なからず使い始めは色落ちする場合があります。
しかしながら、バケッタ製法で仕上げられた革は抜群の手触りは革財布等にぴったりの素材といえます。
※気になる方は、市販で販売されている防水スプレーや色止めスプレー等を、見えにくい場所で一度試してから、問題がなさそうであれば全体に広げてご使用ください。
相性の悪いモノもございますので、その際は全体にご使用をしないようご注意ください。