みなさんこんにちは~❢
anroom leather ビジこれ情報部です‼
前回は、④How to leather -皮が革になるまで-後半のお勉強しましたね。
内容が多く覚えるのも一苦労でしたね。。。
今回は、⑤鞣しの種類になります。
それではさっそく勉強していきましょう~!
- 革ってなんだろう?
- 革の構成
- 鞣し(なめし)
- 皮→革 革→革製品になるまで
- 鞣しの種類
- 原皮の種類や用途
- 革の仕上げについて
- 仕上げの種類や用途について
- Leather mark 証明
- 革製品のお手入れ
⑤鞣しの種類
タンニンなめし
植物の樹皮などより抽出したタンニン(渋)を主成分とするなめし剤を使うもので、
古代エジプト時代より行われている最も古い方法です。
なめしに数か月を要することもあり、非常に手間と時間がかかる
クロムなめし革に比較して伸び/弾性が少ない
耐熱性がいくぶん劣るが、可塑性に富んで成形性がよい
タンニンの発色や日焼けによる色の変化から、経年変化を楽しめる
ヌメ革、クラフト革、底革などの製造に利用されている
タンニンなめし剤
原料樹木にミモザ/ケブラチョ(Quebracho)/チェストナットなどがあり、どれを使うかによって革の色や性質も少しづつ変わります。
タンニンでなめしただけの、染色や仕上げが施されていない革を「ヌメ革」と呼びます。
ピット製法
タンニンは比較的浸透しにくい性質があるため、濃度の異なるなめし液を別々の槽(ピット)に分けて用意し、濃度の薄い槽から段階を経て濃度の高い槽へと漬け込んで行きます。 手間も時間もかかるうえに広大な敷地を要するため、日本国内では数少ない製法になっています。
クロムなめし
塩基性硫酸クロムをなめし剤に使用する方法で、1858年にドイツで開発された比較的新しい技術です。
なめしが短時間で済み、大量に生産できることから経済性に優れる
革製品では約85%がクロムベースで製造されている
柔軟性/保存性/耐熱性/染色性がよい
甲革、袋物革、衣料革などの製造に広く利用されている
クロムなめし剤
主成分は原子価3価の塩基性硫酸クロムです。
クロムでなめした直後の革は、クロムの影響により青みがかった色をしていることから、「ウェットブルー」と呼びます。
ドラム製法
クロムなめし剤と脱毛などの準備工程を終えた皮をなめし用のドラム(タイコとも呼びます)に入れて回し、強制的に短時間でなめしを完了させます。
3価クロムと6価クロムとの違い
クロム(Cr)はさまざまな用途に使用される特別な元素で95%以上のクロムが皮革産業以外で使用されています。クロムにはさまざまな形態がありますが、多くの商品にとって重要な基本成分であり、特に3価クロムは人体の栄養素としても重要な役割があります。
6価の形態は3価クロムを製造するうえで重要な中間体ですが、他の有害物質と同様、厳重な安全管理下で処理されています。
コンビネーション(複合)なめし
例えば、クロムなめし後に、タンニンなどで再なめしをすることにより、単独のなめし剤では得られない多様な特性を付加したり、単独なめしの欠点を補ったりすることができる利点があります。
多様な新しい触感や性状を求める市場の要求に対応するため、この種のなめし処方の重要性が増しています。
現在も伝わる日本独自のなめしとして、
姫路白なめし革(牛皮を川の水に浸し脱毛し、塩と菜種油を加え、乾燥と揉みを繰り返してできた革)と、
甲州印伝革(鹿皮の銀面を削り取り、アルデヒドなどでなめし、漆で模様を付けた革)の2つがあります。
日本独自の鞣しがあるなんて勉強になりましたね。
最近では、タンナーさんも独自の鞣しを開発したり工夫がされています。
正に新しいモノが生まれる努力の結晶です!!
筆者はやはり環境にも優しいタンニン鞣しが好きですね。
革質もしかり、手間ひまがかかっているからこその違いがでるんです。
anroom leather【アルームレザー】では、
ほとんどがタンニン鞣し革の取り扱いとなっていますね!
是非ご使用になってみてくださいね。
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本日はここまでです!!
最後までご覧いただきありがとうございます!!
次回、⑥原皮の種類や用途でまたお会いしましょう~!!