みなさんこんにちは~❢
anroom leather ビジこれ情報部です‼
前回は、④How to leather -皮が革になるまで-前半まで勉強しましたね~!!
今回は④How to leather ④-皮→革 革→革製品になるまで(後半)の勉強になります。
それではさっそく勉強していきましょう~❢
- 革ってなんだろう?
- 革の構成
- 鞣し(なめし)
- 皮→革 革→革製品になるまで
- 鞣しの種類について
- 原皮の種類や用途
- 革の仕上げについて
- 仕上げの種類や用途について
- Leather mark 証明
- 革製品のお手入れ
How to leather ④-皮→革 革→革製品になるまで(後半)
12.再鞣
各種用途(靴や衣料、袋物用革など)にもっとも適した性質の革をつくるためには
クロム鞣しのみでは不十分であり、合成鞣剤や天然の植物タンニン剤を使って、
用途に応じた特性を与えます。
13.中和
酸性の革をアルカリにより中和し、染料や加脂剤の浸透が均一になるように調整します。
14.染色・加脂
染料の基本要件は、色、溶解性及び皮革への染着であり、これら要件を備えた染料を使用して素材を着色するのが染色である。加脂は変性した生油や合成油脂を用いて、革に柔軟性や豊満性などの感触の特性を付与する。
15.水絞り・伸ばし
サミング・セッティングマシン(水絞り・伸ばし機械)により、
革中の余分な水分を絞り取り革を伸ばします。
仕上げ工程
16.乾燥
仕上げ工程に先立ち乾燥する。自然乾燥あるいは熱風乾燥する。
革の感触にとって直接的に影響する工程です。
17.味入れ
革に適当な水分を与え、揉み解しやすくします。
18.ステーキング
ステーキングマシンにより革を揉みほぐし、柔軟性や弾力性を与えます。
19.ネット張り乾燥
網板上にトグル張りし、平らな状態に乾燥する。ガラス張りの場合は不要となります。
20.縁断ち
製品に仕上げるのに不必要な縁まわり、その他を縁断ちする。
21.銀磨り
ヌバックなどにする場合に、バフィングマシンを用いてサンドペーパー掛けを行います。
銀磨りされた革は、ブラッシングマシンにより除塵されます。
22.塗装
外観の美しさを色と艶で強調するとともに、革の耐久性を得るように塗装などで、銀面を塗布します。
23.艶出し・アイロン・型押し
機械により表面を艶出し、またはアイロンをかけたりします。
必要により型押やモミ作業を行ったりもします。
仕上げ後
24.計量
計量は最終形で行われ、計量機にかけて革面積を測る。
単位は国内向けのデシ(DS、10cm×10cm)と
海外向けのスクエア・フィート(SF、約9.3デシ)の2種類があります。
25.検査・出荷
26.製品革
甲革、底革、袋物用革、衣料革、エナメル革、工業用革など各種一次製品革となります。
以上でHow to leather④-皮→革 革→革製品になるまで(後半)の終了となります。
後半部分もなかなか内容がありますね~。
革の品質は、【なめし】によって大きく影響を受けます。
革をなめすためには、非常に多くの人の手間と時間がかかっています。
皮革産業の業界において、タンナーさんは重要な役割を担っていますね。
本日はここまでです!!
最後までご覧いただきありがとうございます!!
次回、⑤鞣しの種類についてでお会いしましょう~~!